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同棲を始めるタイミングは交際何ヶ月が良い?経験者が語る同棲の始め方

女性ライター陣

20代〜40代の恋愛経験豊富な女性ライター陣。 純粋な恋愛から不倫まで、様々な経験をしてきた女性ライター達があなたのお役に立てるよう書き上げます。

「大好きなパートナーとずっと一緒にいたい」「結婚前にお互いのことをもっと知りたい」という気持ちから同棲を考える人は多いことでしょう。

でも、どんなタイミングで同棲すれば良いのか、同棲前にどんな準備が必要なのか、同棲生活はうまくいくのかなど同棲前には不安もいっぱい。

そこで今回は、同棲を考えている人必見!同棲を始めるベストタイミングや同棲する前に準備すべきもの、同棲生活を円満にするための決めごとなどをご紹介していきます。

同棲を始めるタイミングは交際どれくらいが良い?

同棲を始めるタイミングを「交際期間」をもとに考える人は多いと思います。みなさんどれくらいの交際期間を経て同棲をしているのか気になりますよね。そこで、付き合ってから同棲を始めた期間を20〜40歳の男女300名にSNSを利用しアンケート実施しましたので、結果を見ていきましょう。

1年〜2年お付き合いを経て、同棲を始める人が一番多い結果となりました。次いで半年〜1年未満が多く、比較的皆さん慎重に結婚を見据えて同棲を開始している印象を受けました。

同棲のタイミングが早いと相手のことをしっかり理解できていない状態なので気疲れしやすく、今回のアンケートでも3ヶ月未満のいわゆる勢いとノリで同棲を開始した人の多くが「最初は楽しかったけど、相手の嫌なところが見えてきて結局別れてしまった」と答えていました。

逆に同棲を開始するタイミングが遅すぎると「初々しさがなくせっかくの同棲が面白くない」「親から同棲するなら結婚しろ」と急かされたなどマイナスな声が目立ちました。
そのため半年〜2年の間に同棲を開始するのは良いタイミングと言えるでしょう。同棲をしたい理由は人それぞれですが、同棲にはタイミングが思っている以上に大切だということを分かって頂けましたでしょうか?

みんなが同棲を始めたきっかけは?

付き合った年数だけでなく、何かの転機や節目、きっかけがあって同棲を開始する人も多いです。何かきっかけがあれば「同棲したい」と相手に自分の気持ちを伝えるのも楽になりますよね。ぜひ同棲を始めるタイミングの参考にしてみてくださいね。

■転勤、転職、就職

「僕が他県に転勤するタイミングで同棲しました。彼女がフリーターだったのも大きかったです。」
「就職をするタイミングで付き合いの長い彼氏と同棲を開始しました。すれ違いもなく安心です。」

パートナーにも同棲の提案をしやすいのもあり、転勤や転職などの仕事の節目で同棲を始めるカップルは多いです。休日が違うカップルだと会うのも大変ですからね。ただし片方の通勤時間が大幅に伸びてしまう・お互いに新社会人など心に余裕がない場合には控えるのが無難です。

■部屋の契約更新

「恥ずかしがり屋の私でも契約更新を理由にしてなら同棲の話をすんなり切り出せました。」
「相手の家に転がる形は嫌だったので、更新の時期に合わせてお互い好みの家を探しました。」

1人暮らししている部屋の更新時期に合わせて同棲を始めるカップルもいます。賃貸契約は大抵が2年契約ですから、2年の間に同棲・結婚を考えている方や現在1R・1Kに住んでいる方は、契約更新前にパートナーと将来について話し合いをしておくと良いでしょう。

1Rや1Kでも、2人以上入居可能な物件であれば同棲は可能ですが、基本的に単身者向けの設計なのでもう少し広さがあると良いでしょう。

■結婚を意識したとき

「同棲せずに結婚はリスキーなので、結婚を意識したときに私から言い出しました。」
「相手の家事力を知るため。結婚生活の予行練習にもなっていいですよ。」

結婚する前には同棲をして相手と本当に合うのか見極めたいという人は多いことでしょう。そんなときはプロポーズをする・される前に先に同棲をすると良いでしょう。ただし同棲生活が長期化しないためにも相手にも結婚願望があるのかどうか事前に探りは入れておくと良いでしょう。

■婚約したとき

「やっぱり順序は大切だと思うので、婚約をしたタイミングでお願いしました。」
「結婚話も出てないのに同棲するなと彼女の親御さんから反対されてから3年。プロポーズをしOKをもらいやっと同棲できました!めちゃくちゃ幸せです。」

プロポーズしたとき、されたときは同棲を始める一番良いきっかけと言ってもいいかもしれません。結婚が見えているので結婚もせず同棲生活だけが長くなる心配も少ないですし、両親から反対されることもないでしょう。同棲生活も結婚生活もマンネリすることなく、幸せを築いていけそうですね。

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同棲をすべきではないタイミングってあるの?

同棲を開始するのに良いタイミングがあるのなら、同棲を始めるべきではないタイミングもきっとあるはず。そこで同棲をすべきではないタイミングも見ていきましょう。

■仕事が忙しいとき

大きなプロジェクトを任されているときや接待が多く家にいる時間が少ないときなど、仕事が忙しくプライベートな時間がないときや心に余裕がないときは同棲をすべきではありません。同棲しても双方の意見が合わずに衝突が多くなりやすいです。ただし、お互いに仕事の優先度が高いカップルや1人でも没頭できる趣味を持っているパートナーであれば、この困難も乗り越えられるかもしれません。

■結婚願望がないとき

お互いもしくは片方に結婚願望がないときは、同棲をすべきではありません。同棲生活がダラダラと長くなりやすいですし、結婚しなくてもこのまま同棲で十分だなと感じてしまう人もいるからです。特に男性は、結婚を意識するのが女性よりも遅い傾向にありますし、家事を分担するといっても女性側の負担が大きくなりやすいため、男性側に結婚願望がないときは、同棲の前に結婚を意識させると良いでしょう。

■付き合って日が浅いとき

付き合いたては「毎日一緒にいたい」「この人しかいない」と相手に熱中してしまっている時期。そんな時期から一緒に住めるのはとても幸せですし、楽しいですがその半面、現実との落差も大きいです。勢いで同棲しそのまま子供ができ、数年後には離婚なんて話は良く聞く話です。冷静に相手の人間性や相手との相性が見えるようになってから同棲する方が良いでしょう。

■金銭的に困っているとき

「家賃や生活費を相手と折半できるから金銭的にいいだろう」という甘い気持ちで同棲するのは絶対に控えた方がいいです。実際には楽が出来るほど大きな金銭的な違いはありませんし、相手をアテにする生活はよろしくありません。どんなに親しい間柄でもお金の貸し借りはトラブルを生じやすいですし、恋心も冷めやすいです。同棲に利益を求めるくらいならしない方がマシです。

■恋人よりも自分を優先したいとき

社会人になってしばらく経つと金銭的にも時間の使い方にも余裕が出来てきます。頑張って稼いだお金を自分に使いたくなるのは当然のこと。特に男性は恋人よりも会社の人や取引先の人との飲み会を優先したいときだってあるでしょうし、恋人の目を気にせず夜のお店に行きたくなる時期がきっときます。そんな状態では、家でポツンと待っている側が辛い思いをしますし、二人の関係は険悪になるばかりですから同棲はしない方が良いです。絶対に落ち着く時期がありますから、そのときに同棲を考えた方がよっぽど幸せです。

結婚前に同棲はするべき?メリットとデメリット

一昔前は「同棲するくらいなら結婚しなさい」と親からキツく言われて当たり前だった結婚前同棲ですが、今ではすっかり同棲してから結婚が当たり前の世の中に変わってきましたよね。それでも結婚前の同棲に対しては今でも世代関係なく賛否両論あります。

個人的には、結婚前に同棲はすべき派ですし、実際私も同棲期間を設けてから結婚をして良かったと思っている1人ですが、結婚(新婚)生活に何を求めているかによっても選択すべき道は変わってくると思いますので、結婚前の同棲のメリットとデメリットについてお話をしていこうと思います。

【結婚前同棲のメリット】

  • 一緒に過ごす時間が増える
  • 相手のことを深く知れる
  • 生活水準やライフスタイルなどの価値観が合うか判断ができる
  • 結婚に向けての貯金が二人で計画的にできる
  • 家事などの負担を折半できる
  • 結婚後の生活がイメージしやすい

結婚前同棲にはメリットがたくさん。

何と言っても一緒に過ごす時間が増えることは同棲の一番の嬉しいポイントですよね。悩んだときや悲しいときに大好きな人が隣にいてくれるだけで安心しますよね。

また、相手の本性やライフスタイル、金銭感覚などの大事な部分が自分と合うのかを結婚前に見極めることができるのは大きいです。大好きな相手だから大丈夫と思って結婚をし「こんな人だと思わなかった」と後悔する人はとても多いですからね。

さらに、結婚指輪や結婚式の費用を計画的に一緒に貯めることができますし、同棲生活中に男性にも家事をやってもらうことに慣れてもらうことで、女性側に家事の負担が傾くことなく結婚生活を送れるでしょう。

【結婚前同棲のデメリット】

  • 新婚生活のドキドキが少ない
  • 関係性がマンネリ化しやすい
  • 1人の時間が少ない
  • 親を説得するのが大変
  • 結婚のタイミングを逃すこともある

結婚前同棲の一番のデメリットと言えば、結婚したときの新婚生活の鮮度が落ちることでしょう。それが嫌で結婚前に同棲はしないと決めている友人が私の周りにも多くいます。

毎日顔を見合わせていますし、相手の素(寝起き、スッピン、無精髭など)が嫌でも目に入るので、相手に対してトキメキを求めている人や相手の容姿が好きで付き合っている人には同棲生活は難しいと思います。そういう方は、どんな姿を見ても受け入れられるくらいに愛せる人と出会うことが同棲云々の前に大切なことかもしれませんね。

ちなみに親世代には同棲は邪道と思っている人が多いので、親を説得することがなかなか大変ですので、二人で結婚までの将来設計をしっかり話し合うことが大切です。

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同棲を始める前に考えておくべきこと

いくら好きな相手とは言え、正直結婚前の男女はいつ別れてもおかしくない状態。
好きという気持ちだけで何も考えずに同棲を決めて後々後悔をすることがないように同棲を決断する前にはいくつか考えておくべきポイントがあります。

1.目標や同棲期間を決めておくこと

同棲を開始する前に目標や同棲の期間を決めましょう。
例えば「1年同棲して結婚をする」「結婚資金が溜まったら結婚する(月◯円貯金するまで)」など明確に決めておくことで、同棲のままズルズル婚期を逃すなんて事態を防ぐことができます。また、目標や同棲の期間を決めておけば、親からも承諾を得られやすくなります。

2.同棲のルールをしっかり決めておく

同棲のルールを事前に決めておくことで、お互いの生活ビジョンの相違、片方に家事などの負担がかかりすぎないかなどの同棲中のトラブルやストレスを回避することに繋がります。いくら好き同士でもやはり赤の他人が一緒に暮らすというのは、上手くいかなくて当然です。その当然をどう上手くやっていくか話し合うことが大切です。

  • 生活費は折半
  • 月に3万ずつ貯金する
  • 帰りが遅くなるときは一報入れる
  • お互いの趣味に口出ししない
  • 夕飯と掃除は当番制
  • 月に1回は外デートする   など

ちょっと面倒なこともあるかもしれませんが、同棲生活が長くなり甘えが出てくると、最初は出来ていたことが出来なくなってくるので、円満な同棲生活のために必ずルールは作るべきです。

3.同棲を開始する際の費用計算

同棲開始には、ざっくり分けて家を借りる初期費用・引っ越し代・家具や家電がかかってきます。全てひっくるめると想定外の金額になることもありますから事前に計算しておくべきです。

初期費用には、敷金・礼金・仲介手数料・火災保険・鍵交換費用・保証会社利用料などがかかり、家賃の4,5〜5ヶ月分程度と言われています。家具や家電に関してですが、今まで使っていた1人暮らし向けのものから少し容量の多いものに変える必要があるものも出てくるでしょうから、個人差はあるものの15万程度は見ておいた方が良いでしょう。それにプラスで引っ越し費用です。ざっと計算してもかなりの額が動くことが分かりますよね?同棲費用は早い段階で貯金しておくと良いでしょう。

4.月にいくらかかるか計算しておく

家賃・食費・光熱費・娯楽/交際費・ネット/スマホ代など月にいくらかかるのか事前に把握しておきましょう。その費用に対してどちらが何をどのくらい負担するのかも必ず決めておきましょう。所得が高い方へ甘えが出たり、生活がキツキツになると心に余裕がなくなり、関係もギクシャクしやすいですから、片方が厳しいと少しでも感じるのであれば同棲はしない方が無難です。

同棲開始までの流れと経験者からのアドバイス

同棲開始までの流れとしましては

  1. 同棲をスタートする時期を決める
  2. 引っ越しのスケジュールを決める
  3. 同棲ルールを決める
  4. お互いの親へご挨拶
  5. 部屋探し
  6. 退去手続き
  7. 引っ越し準備
  8. 入居、各種手続き

上記の流れが一般的でしょう。

ここで私からのアドバイスですが、部屋探しはスケジュールを長めに設定することをおすすめします。私は物件の競争が激しい人気区域を狙っていたので、家探しに時間が取られ、同棲開始予定よりも2ヶ月もズレてしまいました。住む場所によっては内見する前に部屋が埋まってしまうこともあるので、その点も注意です。定期的に(出来れば毎日)物件に空きがないかアプリやネットを使ってチェックしておきましょう。

同棲で人気の間取りは、1DK、1LDK、2DK、2LDKあたりが人気ですが、もし余裕があるのならば2DK以上をおすすめします。1人になれる部屋がないとかなり息がつまりますし、ストレスを感じますので。特に生活リズムが異なる者同士だとかなり辛いです。

私は同棲スタート時、1LDKを選びましたが、広い寝室でもなかったので結局お互いリビングに集まることになるため1人の時間がなく大変窮屈でした(笑)今は2LDKに引っ越し快適です。1人が好きな方や1人で没頭したい趣味がある方、友人を招く予定のある方はフリーの部屋が1つは欲しいところ。

同棲前に両親への挨拶はするべき?

結婚ではなく、同棲だからと両親への挨拶を省いて同棲する人も多いようですが、お互いの両親に挨拶することをおすすめします。

挨拶をしておくメリット

同棲に対して悪いイメージを持っている親御さんはまだまだ多く、後々バレた際に結婚を許してもらうハードルがかなり高くなります。
両親に挨拶を済ませてから同棲をすることで、お互いに結婚に向けての同棲であることを自覚できますし「ダメだったら別れればいい」という甘い考えではなく、しっかり覚悟を決めた上で同棲をスタートできます。また、両親に事前に話しておけば、賃貸契約の連帯保証人が必要なときや万が一困ったときにも頼れますし、何より親御さんは安心するでしょう。
パートナーのご両親がどんな方なのか・親子関係は良好なのかも結婚前に知ることができる(嫁姑問題はとても大変ですから、そこもしっかり見ておくべきです。)点は、あなた自身の大大きなメリットになるでしょう。

挨拶へ行くときの服装

挨拶の際には、清潔感のある服装を心がけましょう。

第一印象は100%見た目で判断されますから、挨拶の際には生活感のある服装・身だしなみを心がけましょう。

女性は、露出の高い服装を避け、ストッキングや靴下は必須です。デニム生地やスウェット生地は避け、ワンピースや膝下のスカート、シャツ、ブラウスなどアナウンサーが好んで着るような服装が好ましいでしょう。色は原色や黒は避け、白やパステルカラーなど柔らかい色味のものを選ぶと、より良い印象になります。

男性は、デニムやジャージは避け、清潔感のある服装を選びましょう。ワイシャツにジャケット+スラックスなど当たり障りのない服装が良いでしょう。心配な場合は、スーツで大丈夫ですよ。ヒゲは剃り残しのないように剃っておきましょう。また、見落としがちなのが足元。泥などで汚れていないかしっかりチェックしてくださいね。

挨拶の場はどこがいい?

同棲前の挨拶は許可をもらいに行くわけですから、許可を貰う側が相手のもとへ直接出向くのが正しいマナーです。中には家が散らかっているから来てほしくないと思っているご両親もいるかもしれませんから、まずはお互いがお互いの両親へ日にちと場所は自宅で大丈夫か確認するとスムーズでしょう。

もし外での挨拶がいいと言われた場合には、落ち着いた雰囲気のレストランを選び、予約を済ませておきましょう。その際には個室を必ず選ぶようにしましょう。

手土産は何を持っていく?

手土産には、人間関係を円滑にする効果もありますし、何より時間を作ってくれたご両親に感謝の気持ちを示すためにも必ず用意しましょう。

安すぎると失礼にあたりますし、高すぎても相手に気を使わせてしまいますから、相場としては3,000円前後でしょう。自分の地元の特産品や老舗の銘菓、季節の果物、お酒などを持って行く人が多いようですね。好みはそれぞれなので、相手のご両親の好みを事前にパートナーに探ってもらって一緒に選ぶのが良いでしょう。

しっかり話し合って素敵な同棲生活を送ろう

今回は同棲についてお話をしましたが、ご参考になりましたでしょうか?

「好きな人とずっと一緒にいたいから今すぐにでも同棲したい」という気持ちは重々理解できますが、同棲を始めるタイミングはある程度相手を知ってからがおすすめですし、結婚願望がないときや自分に余裕がないときは、同棲を見送る覚悟も必要です。同棲生活は「好きだから一緒にいたい」という軽い気持ちだけでうまくいくほど簡単なものではありません。

同棲してから失敗するのはかなりの痛手です。同棲をする前にお互いでルールや金銭面など、リアルな生活を想像しながら、しっかり話し合って二人の最終目標が同じかどうかすり合わせることも大切です。同棲することが決まったら家探しや両家への挨拶などやることはたくさんありますが、お互いが納得したうえでの同棲生活は、幸せな間違いなしです!

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