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付き合うとはどういう意味?海外の恋愛事情から見た日本の「お付き合い」が特殊なワケ

やる気OL

元キャバ嬢時代にダメンズと散々付き合って負の恋愛経験を積んだ女。 今はお昼の企業に就職して社内恋愛の末素敵な彼氏をゲット! ダメ恋愛を抜け出す方法・自分を変える方法を発信します。

付き合うってどういうこと?と悩んでいる人はいませんか?特に最近はデーティングという海外の概念が入ってきて、日本古来の「付き合う」文化に変容が起きています。

この記事では『付き合う』についての日本と海外の意味の違い、海外から見た日本の特殊な恋愛事情や「ここが変だよ日本人 恋愛ver.」などをお伝えします!

実際に海外の男性と付き合った経験がある筆者の体験談や、海外の友人の声も交えて説明しますよ!

『付き合う』ってどういう意味?日本と海外の意味の違い

まず「付き合う」ってなんでしょうか?実は日本と海外では意味が異なります。

  1. 日本での付き合う=男女が恋人同士になる・結婚前提で交際すること
  2. 海外での付き合う=デーティング(お試し期間)のこと

日本での付き合うと海外の付き合うは全く違う意味なので、海外の人と恋愛するとペースが違いすぎて戸惑うかも?

まずは日本と海外の恋愛文化の違いについて学びましょう。

日本での付き合う=男女が恋人同士になる・結婚前提で交際すること

日本での付き合うは、真剣に交際することを意味します。男女が恋人同士になること、結婚を前提として男女の関係を持つことです。

日本の付き合うはやや硬いイメージがあり、付き合ったら他の人と遊んだりはできません。(浮気する男はいますけどね!)

海外での付き合う=デーティング(お試し期間)のこと

反対に海外での付き合うは、いわゆるデーティング期間のことです。海外では日本人のように「付き合ってください」→「いいですよ」で交際開始のステップがありません。

お互いに数人の相手と付き合ってみてセックスまで済ませ、ベストな相手を「選ぶ」のが普通です。つまり外国の人の付き合うは、日本人ほど重要な意味を持たず、恋人を絞り込む期間となります。

このように海外の人は恋人になる前に、お試し期間を設ける風習があります。最近日本でデーティング文化が流行っているのは、海外の文化が輸入されてきたからです。

『告白文化』は日本特有!海外から見た日本の交際事情が特殊な理由

そもそも外国では、付き合う前に「告白する」文化自体がありません。

  1. 海外では数人とデートしてから一人に絞る文化だから
  2. 告白するという概念が海外にないから
  3. エッチが交際した後なのも「ヘン」

もちろん全ての人が告白しないわけではありませんが、「付き合ってください」と言わなくても、流れで恋人になるパターンが多いです。

海外では数人とデートしてから一人に絞る文化だから

まず海外ではいきなり一人と恋人になる文化がなく、数人の相手とデートしてから一人に絞ります。

もちろんロマンチックな映画やドラマでは、互いに一目惚れしてデートして…みたいな流れが描かれていますが、現実は違うもの。

海外では基本的に、デーティング期間(日本でいう付き合っている期間)は、複数人の人とデートして良いんです。

デートしてみて相性が良かったら恋人になる流れなので、日本のように相手が好き→告白する→付き合うというステップがありません。

海外から見たらいきなり一人に絞って告白して付き合うこと自体が、異常なのです。

告白するという概念が海外にないから

海外では告白の文化自体がありません。私の海外の人と付き合った時も「I think I like you.(君が好きだと思う)」といわれたものの、明確に「恋人になろう」とはいわれませんでした。

デートを何回かしてキスして、エッチして…その後はまめに連絡を取り合って「これって付き合ってるんだろうな〜」みたいな感じです。

デーティングと本格的な交際の違いは、言葉ではなく相手の態度で見分けるのが海外の常識みたいです。

ちなみに過去に、「デーティング期間をやめて、お互いに一人に絞らない?」といわれたことはあります。おそらくあれが日本で言う『告白』のようなものなのでしょう。

エッチが交際した後なのも「ヘン」

ちなみに海外の人からみたら、交際前にエッチしないのも「ヘン」です。

私が懇意にしているアメリカ人は「付き合ってからエッチの相性が最悪だったらどうする?地獄だろ」と言っていました。

アメリカではデーティング期間中に体の相性まで確かめて、パーフェクトだったら恋人になる流れだそうです。

彼は日本人女性と付き合いたいと思っているものの、なかなか交際前にエッチさせてくれる女性がいないので、全く彼女ができず困っているんだそうですよ。

日本の文化で先にエッチする女は尻軽に見られるんだと伝えたら、衝撃を受けてました。

他にもある!海外から見ると「変わってる」日本のお付き合い

海外から見ると変な日本の恋愛事情についてまとめました。

  1. 女遊びをするのが「カッコイイ」という風潮
  2. 愛情表現しないこと
  3. バレンタインに女性から男性に告白する習慣
  4. カップルで割り勘すること
  5. 同棲せずに結婚すること
  6. セックスの頻度が低いこと

国が違えば人が違い、文化もかなり違います。私の友人(アメリカ人)とその友人のスペイン人に協力してもらい、日本の恋愛やセックスで違和感がある部分を教えてもらいました。

女遊びをするのが「カッコイイ」という風潮

デーティング期間のくだりを聞くと、海外って『軽い』感じがしますよね。しかし、海外では恋人同士になるってすごく重いことなんです。

だから慎重になるし、お試しでデートやエッチをしないと付き合わないんですよね。つまり付き合ったら浮気は許されません。

反対に日本人は付き合うのに面倒なステップを踏む割に、付き合った後に男性が女遊びしますよね。あれが外国の友人からは理解できないんだそう。

「だったらデーティングだけしてれば良いのに」「大切な人を傷つけて、どうして男どうして讃えあってるんだ?」と、軽蔑すらされています。

日本人男性が浮気するのを「カッコイイ」と思っているのは、海外から見たら「ダサイ」んです。これに関しては筆者も大賛同!日本の男性よ、海外の人を見習え!

愛情表現しないこと

海外の人から見たら、愛情表現の少なさにもびっくりするそうです。これは男女共通で、私の友人(外国人男性)は、彼女ができても相手の気持ちが分からなくて、いつも寂しい思いをしているそう。

海外では恋人に愛情表現するのが普通だし、付き合った後は毎日テレビ電話したりして繋がりを確かめます。日本人からしたらちょっと『重い』くらい、愛情表現するんですよね。

反対に日本人って結構ドライで、付き合ったら毎日LINEくらいはするけど、テレビ電話まではしません。また「好き」と口に出すこともしないし、公共の場でのスキンシップもしないのが常識。

海外の人から見たら、付き合ってるのにすごく冷たく感じるみたいですよ。

バレンタインに女性から男性に告白する習慣

ちなみにバレンタインも、日本独自の風習です。

実は日本のチョコレート会社がチョコを売るために、バレンタインに好きな男性にチョコを渡して想いを伝えようというキャンペーンを打ったのが始まり(諸説あります)。

海外のバレンタインは男性が女性にバレンタインカードや花束を渡すのが普通。バレンタインの風習は日本のユニークな文化だそうですよ。

カップルで割り勘すること

ちなみに海外ではカップルでの割り勘も、あまり見かけない風習らしいです。基本的に男性が払うのが普通で、女性に払わせることはないそう。

これは文化の違いで、レディーファーストに基づいた考えでしょう。

ちなみに筆者は割り勘派なので、別に気にしませんけどね。あなたが日本人男性で、海外の女性とデートする時は気をつけた方が良いかも!

同棲せずに結婚すること

日本人が同棲のステップなしに結婚することこそ、海外では異常だそうです。友人のアメリカ人は「告白はするのに、なぜ一緒に住む工程は飛ばすの?」と矛盾を感じているそう。

確かに日本では同棲なしで結婚しちゃう人も多いですよね。海外では一緒に住んだ後のライフスタイルの相性も大事なので、同棲なしで結婚するのはかなりおかしく見えるんですって。

確かに同棲ステップを飛ばして結婚して、生活スタイルが正反対だと結婚してもうまくいかず離婚になるかもしれませんよね。カップルならただ別れるだけで終わりですが、結婚したら色々面倒。

この点に関しては同棲を挟んでから結婚した方が「合理的」かもしれませんね。

セックスの頻度が低いこと

アメリカの友人的には、日本人がセックスしないことについても「変というか嫌」だそうです。海外の人にとってエッチは愛情表現の1つなので、恋人や夫婦でしないのはありえない。

もちろん海外でもマンネリはありますが、セックスレスになった場合はセラピーに通って、お互いのマンネリを解消するように行動します。

結構な老夫婦でもセックスしてるくらい、海外ではエッチを大事にしているんです。

反対に日本人はセックスレス=普通と捉える文化があり、マンネリしても解消のために第三者の助けを借りる選択肢自体がありませんよね。

子供を産んだらセックスレスになって、そのままエッチせず男は風俗へ行って欲望を発散するなんてパターンも多いです。

これに関しては筆者は海外勢の意見に賛成!日本人のセックスレスは深刻だし、頻度はもっと上げるべき。エッチで幸福度も愛情も上がるのに、しない手はありません。

日本でももっとセックスについてオープンに話し合えたり、セラピーを受けたりするのが普通になったら良いなと思っています。

「付き合う」は国によって定義が違う!

ここまでまとめると、付き合うの定義は国によって定義が違うようです。

  1. 日本人同士でも学生・年齢によって重さが違う
  2. 海外の人と付き合うときは価値観の違いに注意する
  3. 違和感を感じたらすぐに相手と話し合うこと

また日本でも、立場や年齢によって重さや考え方は違います。人と付き合う時は相手の「付き合う」の定義を確かめてからにした方が、価値観の違いですれ違うのを防げるのかもしれませんね。

日本人同士でも学生・年齢によって重さが違う

海外と日本では付き合うの定義が違うと説明しましたが、日本人同士でも付き合うの重さや定義が違います。

例えば中高生の「付き合う」ってかなり軽いものでしたよね。筆者なんか、1週間付き合って何のデートもしてないのに別れたこともあります。

反対に社会人になったら結婚も意識するので、結構真剣に交際することが多いです。

特に30代過ぎると交際=結婚になってくるので、相手選びにも慎重になるでしょう。

今の10代なんて、ネットで知り合った会ったことがない人と「付き合ってる」なんて言ったりしますよね。アラサーの私には、理解できない感覚です。

例えば私が担当してもらっている同年代のエステティシャンの女性は、最近マッチングアプリで一人の男性と出会いました。

相手はかなり遠方に住んでいて10歳くらい年下。1年くらいLINEや電話でやり取りしているのに、一回も会ったことがないそうです。しかし相手の認識では『付き合ってる』らしいんですよ。

担当エステティシャンの方的には会ってから付き合うのが普通、相手からしたら恋人っぽいことしてるんだから恋人という感覚らしく、そのギャップに悩んでいました。

このように同じ日本人でも、付き合う感覚が違います。

海外の人と付き合うときは価値観の違いに注意する

ちなみに海外の人と付き合う時は、価値観の違いに特に注意すべき!私も初めてアメリカの人と付き合った時は、文化が違い過ぎて驚くことばかりでした。

まず最初のデートでイチャイチャしてキスまでしてくるし、2回目でホテルに誘ってくるし。これって日本人でいうと「チャラ男」なんですけど、相手はいたって真剣にデーティングしていたそうなんです。

最終的にお互いの文化の違いを話して、きちんと付き合うことにはなりましたが、やっぱり最初は不安でした。

日本のように付き合う前にエッチ=不誠実というわけでもないので、相手の考え方をしっかり聞いて恋人になるか決めましょう。

まとめ

日本の付き合うはきちんと恋人同士になることですが、海外ではいわゆるお試し期間。そのほかにも告白のステップや愛情表現の頻度など、海外と日本では恋愛事情の違いがたくさんありましたね。

もちろん日本国内でも、世代や立場によって付き合うの重さは違います。大事なのはあなたが相手とどうなりたいかを明確にして、相手の気持ちも確かめること。

付き合うの定義についてもう一度見直してみて、あなたに最適な交際までのステップを踏みましょう。

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