思わせぶりな態度を誰かれかまわずに取っているわけでもないのに、本人も気がつかぬうちにいつの間にやらいろんな人から好意を寄せられている女性って、たまにいますよね。
小悪魔的な計算感はゼロで、でも天然とも違う。まさに「魔性の女」としか形容できないタイプの女性です。
今回はこの「魔性の女」について徹底解説してみたいと思います!魔性の女の特徴を挙げてみたので、自分にはいくつ当てはまるかチェックしてみてください。
そして魔性の女を振り向かせる方法につきましても、最後に併せてご紹介しております…!
目次
魔性の女の特徴とは?好きでもない男を次々落とす天性の魅力を持つ女たちの共通ポイント〈性格・行動編〉

魔性の女の特徴を、2つに分けて挙げていこうと思います。まずは性格・行動編!
距離が近い
パーソナルスペースがやたらと狭いっていうか、誰に対しても距離の近い女性っていますよね。ベタベタにボディタッチをするわけでもなく、わざとらしさもなく、無自覚に距離を詰めがちな人。
基本的に独特な魅力を持つ彼女たちは、他人のパーソナルスペースに入り込んでも不快に思われにくいのです。だって魅力的なんだもん。
仮に気がなくとも、魅力的な人に距離を詰められるとやっぱりどきっとしちゃいますよね。
謎めいている
気取っているわけでもないし、自分の話をまったくしないってわけでもないのに、どことなく掴みどころのない女性って惹かれてしまいます。
見えないところがあるゆえに知りたい欲をくすぐられるというか。
私生活すべてをあけすけに話さなかったり、SNSの更新率が低かったり(そもそもやっていなかったり)する人は、謎めいていて気になっちゃいますよね。
想像力を掻き立てるところもまた、人を惹きつけてやまない魅力の一つです。
自由奔放で天真爛漫
魔性の女は、自分にとても正直。欲しいものは素直に欲しいと言うし、好きな相手には好きと言葉にして伝えることができます。
やりたいことはぜんぶやるし、基本的に欲張りで諦めることをしません。
周囲の視線や社会的なしがらみに囚われていないその自由奔放さも、彼女を美しく見せる秘訣といえましょう。
良い意味でのわがままさって、とても憧れちゃいますよね。そばにいるだけで自分もエネルギーをもらえる気がします。
甘え上手であざとい
魔性の女はとことん素直です。できないことも臆せず「できない」と言いますし、周囲の人を頼るのが上手。
頼るって言っても、他人に投げっぱなしってわけじゃありません。その人の長所をしっかりと褒めた上で、「あなたにしか頼れないの!借りってことにして!」と謙虚にお願いするんです。
これ、なかなかできないことですよね。そもそも自分の足りないところを認めるのって勇気がいることですし、第一その人の長所を把握してるってことは周囲をよく見ているってことでもあります。
そしてただお願いするだけじゃなくて、相手の自尊心をくすぐることもさらりとやってのけちゃう。こういうあざとさなら、もういくらでもやってくれ!
色気がある
魔性の女の色気は2パターン。
ひとつが、露出度が高いわけでも、ボディラインを強調する服を着ているわけでもないのに、内側から滲み出る色気をまとう人。
もうひとつが、肌見せをしながらも下品な印象にならず着こなせてしまう人。
このふたつって一見すると正反対な感じするんですけど、実は根っこは一緒です。どちらのパターンも、自分を貫いているからこそ醸し出されるもの。
誰かへのアピールではなく、自分の好きなファッションを選んでいるから、わざとらしさも頑張ってる感もまったくないんですよね。
自分基準で生きている女性特有の色気って、やっぱりいちばんセクシーな気がします。
気のない相手にはきっぱり態度で示す
好きでもない人さえも次々と虜にしてしまう魔性の女たちは、だからといって気の無い相手の心を弄ぶような不誠実なことは絶対にしません。
意図せず好意を寄せられてしまったときは、「いやいやそんなあからさまに態度に出して大丈夫?!」と見てるこっちが心配になるくらいはっきりきっぱり言動で示します。
好きになってくれた人がアリなら付き合いますし、そうじゃなかったらバッサリいくのって、周囲からの好感度も高いですよね。
お相手も振り回されなくて済みますし、むしろそういう簡単には手に入らないところこそ魔性といえましょう。
気持ちをくすぐっておいて付き合ってくれないのかよ!ともどかしくなっちゃうし、こういうことされると余計に燃えますよね……
とはいえこの手の女性っていくら追いかけても無駄だったりするのですが。
友だちには裏事情を教えてくれる
好きな相手には徹底的に可愛こぶるけど、友だちには包み隠さずあけすけに話してくれるサバサバ感も、魔性の女の魅力を引き立てる要素です。
小悪魔系みたく友だちを欺いたり、秘密主義にならないのが魔性の女。
「今あの人とちょっといい感じなんだよね」「あの人のこと気になってる」などなど恋バナはもちろんのこと、「私のこと何にも知らないくせに好き好き言ってきてウケる〜」なんていうちょっと毒っけのあることまで、魔性の女は意外にもおもしろおかしくぶっちゃけてくれます。
彼女たちの魅力は、「恋愛」だけがすべてじゃないところ。気のある相手に対しては全力で種をまいて水やりをしますが、友だちを信頼する気持ちはけっして忘れません。
たとえ恋でなくとも、みんなが彼女のことを好きになっちゃいますよね。
魔性の女の特徴とは?好きでもない男を次々落とす天性の魅力を持つ女たちの共通ポイント〈外見編〉

魔性の女の特徴、性格・行動編を踏まえたところで、今度はその外見の特徴を解明してまいりましょう!
魔性の女のファッションやメイクの系統は?やっぱりとんでもなくスタイルの良い絶世の美女?そんな疑問にお答えしていきます。
自分に似合うファッションをよく理解している
ファッションの系統は、先に言ってしまうとみんなバラバラです。
いわゆる「男ウケ」するような可愛らしいフェミニンな洋服を好む人もいれば、華美でないシンプルな服装の人もいるし、ボーイッシュな人までみんなさまざまです。
ただし、ここにはけっして見落としてはいけないある共通点が存在しています。それは「魔性の女は自分に似合う格好をしっかりとわかっている」ということ。
自分の魅力を引き立てるファッションやメイクを知り尽くしているからこそ、ありとあらゆる人を魅了してやまないのでしょう。
自分のことを「ブサイク」とは言わない
魔性の女は、絶対に自分のことを「ブサイク」とは言いません。自虐でも冗談でも、自分を卑下する発言はしないのです。
「自分に自信があるってことでしょ」「ナルシストなんだ」「自分で自分のこと可愛いって思ってるんだ」などという陰口を叩かれることもしばしばですが、ちょっと待ってください。それって何か問題でもありますか…?
自分を「ブス」だと思って生きていくより、何倍も心が健康で素敵じゃありません?
もちろん、魔性の女だって普通の人間。時には自信を失くすことだってあるし、コンプレックスだって人並みにあるはず。
でもそれを口に出して自分を貶めてしまうと、もっと自分のことを嫌いになってしまいますよね。
魔性の女はそのことを重々わかっているからこそ、自虐ネタを言わないんです。それってナルシストでもなんでもなくて、非常に健全な自己肯定感だと思いませんか?
外見しか見ていない人間は相手にしない
魔性の女は自分をよく見せるすべに長けていますが、しばしばその弊害が起こります。そう、外見だけ見て好意を寄せられてしまう問題。
凡人のぼくなんかは「え〜なんでそんなことで悩むの?」「外見が好みって得じゃん!」なんて浅はかな羨望を抱いてしまいがちなんですが、本人にとっては重大なことです。
だって自分のことをよく知りもしないのに、薄っぺらい言葉で愛を囁かれるなんて、シンプルにゾッとしません?
「え、この人私のことなんか1ミリも知らないくせによく好きだのなんだの言えるな?」「もしかして私の中身は脳内補完していらっしゃる?」「そしてその脳内で作り上げた架空の私像からちょっとでもズレると『思ってたのと違う!』とかってキレ散らかす感じ?」などと次々疑問が湧いてきちゃいますよね。
そういう人間を、魔性の女は相手にしません。適当にいなすか、それでも気のないことが伝わらなかったらバッサリと切るだけ。
見てくれだけでもてはやされることが続くと、誰だって嫌になっちゃいますよね。
自分が何を考えていて、どういう感性を持っていて、何が好きで何が嫌いで、そんなことひとつも知らないくせして好き好き言われたら、そりゃイラッときてもしょうがないです。
「痩せていること」に固執しない
ぼくが見てきた魔性の女って、必ずしも痩せている方ばかりじゃありませんでした。グラマラスな人もいましたし、ぽっちゃりしている人もいましたし、とにかく人それぞれという印象ですね。
魔性の女にスタイルは関係ないんだと思います。
彼女たちは一般的な美の基準に、固執していません。痩せ信仰のはびこるこの日本社会は、女性にとにかく「痩せている」ことを押し付けがち。
ルッキズムの台頭によりその風潮もだいぶ緩和されましたが、それでもインスタグラマーなんかはしょっちゅうサジーとか着圧スパッツのPRやってますよね……
いや本人が好きで飲んで好きで履いてんならいいんでしょうけど。
彼女たちは健康を保つための食生活管理やダイエットは行いますが、過度に痩せるつもりなどありません。
それがいかにくだらないことか知っているし、ちょっとの体重増減なんかで自分の魅力はこれっぽっちも損なわれないこともわかっているからです。
憂いを帯びた表情
普段はよく笑う明るくて朗らかなタイプなのに、ふとしたときにどこか遠くを見つめていたりする人っていませんか?
時折見せる「陰」もまた、魔性の女の魅力を引き立てているのです。
なんでもそつなくこなせて性格も良くて頭も良くて仕事もできるのに、ふいに物憂げな表情を浮かべていると、「何があったんだろう?」ってドギマギしちゃいます。
明るいだけの人って意外にあまりモテなくて、多少影のある人の方が惹きつけられたりしますよね。
魔性の女を振り向かせる方法とは?高い競争率を勝ち抜くためにすべきこと

ここまで解説してきた魔性の女の特徴に、あなたはいくつ当てはまりましたか?8個以上当てはまっていれば、あなたはまず間違いなく魔性の女です。
そしてまた、好意を寄せている女性の特徴に8個以上当てはまってしまって頭を抱えているそこのあなたのためにも、解決策を提示します!
幸か不幸か魔性の女に恋をしてしまった人のために、魔性の女を振り向かせる方法をご提案。言っておきますが、競争率は半端ないですよ…!
「男らしさアピール」をやりすぎない!あくまで対等に
魔性の女は良い意味で自尊心が高いため、恋愛において魅力をジャッジするような失礼な態度はくれぐれもご法度。と
きたま勘違い男性がやりがちな「料理できないの?!女子力低っ」みたいなあの女子力チェックとか、ほんとに何様なの?って感じですよね。
ついでに言うとここでいう女子力って、ただの家事能力ですよ。この質問で女性の魅力を査定しようとする方って、いかほどの人間なのでしょう?
どのくらいのスペックをお持ちで?あ、大学はどちらのご出身ですか?お勤め先は?年収は?って矢継ぎ早に質問してギタギタのメッタメタにしてやりたくなります。
話を戻しましょう。魔性の女は前時代的な性役割を押し付けられるのを嫌います。「女はしとやかであれ」みたいな風潮にも中指立てて突き進んでいくタイプ。
だからあなたもくだらない「男らしさ」に固執しなくていいんですよ。
無理にデート代をすべて奢らなくていいですし、悲しいときには彼女の前で泣いたっていいんです。愚痴をこぼしたって大丈夫。
まあ、性役割は魔性の女だけじゃなくて、全人類に押し付けちゃいけないんですけどね……当たり前ですけど。
自分の芯をしっかりと持つ!
言動もファッションも、自分の芯をきちんと大事にして生きている魔性の女たちは、薄っぺらい人間を即座に見抜きます。
口だけで努力できない人も、他人の意見に流されやすい人も、場の雰囲気を壊すことに対して異様にビクビクしている人も、全員彼女の恋愛対象外と言い切っても過言ではないでしょう。
だからこそ、魔性の女を振り向かせるためには、あなた自身も芯を持っていないといけません。
自分の主義や主張、思想、好きなものや嫌いなもの、訊ねられたときにさっと口から出てこないんじゃあお話になりませんよ。
まずは自分自身をしっかりと見つめ直して、自分がどんな人間であるのかを把握するところから始めてください。
連絡は気長に待とう!追いLINEはNG
魔性の女は基本的にマイペース。自分軸で生きているから、たとえ好きな人からの誘いであろうと忙しけりゃ断ります。
連絡のタイミングも、自分の好きなときに返事をするスタンスなので、急かされるのがあまり好きではありません。
そのため、魔性の女に「返事して」なんて要求するのは避けたほうがベターといえましょう。追いLINEは絶対にNG。
彼女のことが好きすぎるあまり不安になってしまうとしても、それは彼女の責任じゃありません。あなた個人の問題なので、勝手に責任転嫁しちゃダメですよ。
魔性の女は誠実でもあるので、待っていればきちんと連絡を返してくれます。
まあ、それがあまりに気まぐれだったり、返事すら返ってこないのであれば、それは脈なしと捉えるべきですね……
そういうときはもう足掻いてもどうしようもないんで、すっぱりきっぱり諦めましょう。
魔性の女も、魔性の女に恋しちゃった人も!自分の世界も相手の世界も尊重しよう

魔性の女の特徴に当てはまっていたあなた、きっと自分も他人も同じように大切にできる素敵な人なのでしょう。
嫌な意味で使われがちな言葉ですが、もし誰かにそう言われても、相手を尊重することさえできていれば「悪口」と捉えることはありません。
魔性だろうがなんだろうが、あなたの魅力が溢れ出ている証拠なんですから、
そして魔性の女に恋をしたあなた、前途多難ですね。厳しいことも言いましたが、もう一度読み直してみてください。
実は「振り向かせる方法」には当たり前のことしか挙げられてないはずです。あなた自身のことも、お相手のことも、きちんと大事にするよう心がけてみて。
最高の恋愛ができるよう、お祈りしています!