「男友達と二人で飲みにいくのって浮気…?」「職場に新しく入ってきた女の子にときめいちゃった、これって裏切り行為?」
実は浮気の定義は人それぞれ、特に男女に大きな差があります。
今回は浮気の定義、そして不倫との違いなどを解説、円満に関係を続けていくためのポイントをご紹介。
パートナーと末長く幸せでいるために、互いを傷つける行為は何かを知っておくようにしましょう!
浮気の定義は人それぞれ違う

一体何をしたら相手を傷つけるのか、その基準は個人個人で違います。
まずは浮気のボーダーラインがどこなのか、50人の男女に聞いた結果をまとめました。
他の異性に心が動いたら
パートナー以外の異性に対してときめきを感じた時点で浮気、という人もいます。そもそも浮気という言葉の定義は「様々な異性に対して浮ついた気持ちを持つこと」です。
言葉の意味だけを取れば、実際に関係がなくても異性に対してちょっとでも「良いな」と思ったら浮気と言えます。二人きりで出かけたら
男女が個人的に飲みにいくなど二人で会っていると浮気と感じる人もいます。あえて二人きりで会うのは下心がある証拠と捉える人が多いからです。
パートナー以外の異性と会うだけでも浮気と感じる人がいるので気をつけましょう。キスやハグなどの身体的接触があったら
二人で会うくらいなら許せるけれど、ハグやキスなど恋人ならではのスキンシップがあった場合は浮気と見做されます。
お互いに気持ちがないと抱きついたりはできませんからね。その後体の関係に発展する可能性も高いとして、物理的な距離が近いスキンシップを浮気のボーダーラインとしている人も多いです。体の関係を持ったら
セックスをしたら浮気というのは男女共通の認識です。パートナーがいる場合は、他の異性と肉体関係を持つことは裏切り行為。
後ほど説明しますが、不倫の線引きも男女の関係になったかどうかです。エッチしてしまったら確実に浮気と見做されます。風俗やキャバクラなどのプロのお店に行ったら
女性の中には恋人や旦那が風俗やキャバクラに行くことも浮気とする人がいます。異性に会いにわざわざお金を払うこと自体女性には理解しづらい概念だからです。
プロ相手なら浮気とは言えないとする人もいるので、これは女性の中でも意見が分かれます。仕事柄水商売のお店に飲みに行くことがある場合は、事前にパートナーの認識を確認した方が良いでしょう。
浮気と不倫の違い
次に混同されやすい浮気と不倫の違いを解説していきます。この2つは法的な責任、そして定義自体が違うので注意しましょう。
浮気は未婚・既婚問わずパートナー以外の異性と一線を超えること
婚姻状態に限定せず、恋人や配偶者以外の異性と一線を超えることを浮気と言います。つまり浮気とは大まかな概念であり、不倫は浮気という大枠に含まれる裏切り行為の1つです。
不倫は片方・または相手が既婚者であり肉体関係を持つこと
法律では不倫は不貞行為と呼ばれ、既婚者が配偶者以外の異性とセックスをすることを意味します。
結婚は法律で規定された契約のようなものなので、この要件に当てはまれば男女共に慰謝料請求の対象です。法律的な責任が伴うという点が単なる浮気との大きな違いといえるでしょう。
慰謝料は未婚でも内縁関係と認められれば発生することがある
仮にパートナーと恋人関係だったとしても、法律の定義で内縁関係と認められる場合は慰謝料請求ができる場合もあります。
- 双方に婚姻の意思がある
- 一緒に暮らしている・性的関係がある・パートナーを扶養している
- 一般的にみて”夫婦”と認められている
少々認定がややこしいのですが、この定義に当てはまれば結婚している夫婦と同様に慰謝料が発生します。
結婚していないからと言って法的責任が全くないわけではないことに注意しましょう。
浮気は男女によって判断基準が異なることが多い

冒頭でも触れましたが、浮気はどこからかという基準は男女によって考え方に大きな差が出るようです。
より深くその考え方や認識の違いを知ることで、パートナーの立場に立って浮気を考えることができるはず。
性別ごとに解説していきます。
女性の方が浮気に敏感になっている
生物学的に男性は種の存続のために多くの異性と交わり、子孫を残すという本能があります。そのため浮気をするのは圧倒的に男性が多いのです。
さらに女性は本能的に自分が選んだ恋人や配偶者を「人から見ても魅力的に違いない」と思ってしまいます。そのため誰かにとられてしまうのではと常に不安なんです。
そのため女性の方が浮気に敏感であり、境界線も「異性と二人で会ったら」など厳し目。男性から見ると「それもダメなの?束縛じゃん」と思うかもしれませんが、パートナーが心配する気持ちも少しは理解してあげましょう
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男性は体の関係を浮気のボーダーラインにしていることが多い
女性とは反対に男性は浮気の定義が緩いことが多いです。キャバクラや風俗はプロの店だからセーフ、シロウトの女性とエッチしたら浮気と思っている人が多いでしょう。
またパートナーの浮気に関しても、セックスするまでは裏切りではないと答えた人が多いです。これは男性が基本的にプライドが非常に高く、浮気された自分を認めたくないという心理の現れ。寝取られるまでは自分を裏切ったわけではない、とすることで心を守っているのです。
とは言え男性の中にも嫉妬深いタイプの人はいるので、浮気の基準は双方で話し合っておくべきでしょう。
パートナーを傷つけないために浮気はしないのが一番

浮気についてどう考えていくかですが、もちろんパートナーへの裏切りは深く相手を傷つけるのでしないのが一番。
「ちょっとくらい…」その一瞬の過ちが、一生の後悔になることもあるんです。
法的責任がなくてもパートナーに対して失礼な行為
仮にあなたと恋人が婚姻関係になくても、浮気は相手に一生のトラウマを植え付けるレベルの行為です。
別れた後も恋愛に踏み出せなくなるなど、その後のパートナーの異性関係に大きな影響を与えてしまいます。
相手の立場に立ち、自分がされたらどんな気持ちがするかを想像すれば安易に恋人や配偶者を裏切ろうとは思わないはずです。
浮気は一瞬の快楽でありデメリットが大きい
正直浮気はスリルもあり、新鮮な感覚が味わえて楽しいですよね。しかしその感覚は一瞬のもの、コトが終わった後は後悔が押し寄せます。
罪悪感を感じて辛いだけでなく、ばれたら恋人や配偶者との関係が破綻。既婚者の場合は慰謝料として金銭的なダメージを失うこともあります。
特に日本は不貞行為への風当たりが強いので、社会的な信頼を失う可能性もあるんです。その浮気や不倫が人生をかけてまでするべきものなのか、メリットと比較して冷静に考えた方が良いでしょう。
万が一浮気したら墓場まで持っていくべき
もしもあなた自身がパートナーを裏切った場合、相手に一生隠し通す覚悟が必要です。相手に打ち明けて楽になりたいと思うかもしれませんが、それはあなたの自己満足。
知らない方が幸せなこともあるのです。徹底的に証拠を消し、日常の行動からも裏切りを悟られないようにするのがマナーでしょう。
逆にそれができないのであれば、浮気や不倫をするべきではないのです。
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まとめ

今回は浮気の定義やボーダーラインについて、そして不倫との違いを解説しました。
浮気はパートナー以外の異性と何かしらの関係を持つこと、不倫は配偶者以外の異性と肉体関係を持つことと法律で定めがあります。
どこを裏切りとするかは曖昧で個人によって認識が違うので、パートナーとお互いに何をされたら不愉快なのか、傷つくのかは話し合ってすり合わせしておくべきです。
結論として他の異性と関係を持つ行為は婚姻状況に関係なく最低な行為。大切に思っている人が自分を欺いた経験は一生記憶に残ります。
大切なパートナーがいるなら浮気はしないこと、万が一出来心で一線を超えた場合は隠し通すことです。
大切な恋人や配偶者とこれからも幸せでいたいなら、どこかのタイミングで浮気について話し合っておくと良いでしょう。お互いに配慮ができれば、この先もずっと思いやりを持って末長く良好な関係を持てるはずですよ!
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