「好き避け」って、誰しも一度は身に覚えがあるんじゃないでしょうか? 好きだけどどうしても素直になれず避けてしまう…という行為は、特に多感な10代のころはみんなどうしてもやってしまいがちですよね。
しかし、好き避けと嫌い避けの違いは一見するとなかなかわかりにくいもの。そこで今回は、好き避けが起きる理由とともに好き避けと嫌い避けの見分け方を男女別にご紹介!
相手の気持ちがわからずもやもやしている方のお役に立てる内容となっておりますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
好き避けが起きる理由とは?
まずは、好き避けが起きる理由から推測していきたいと思います。好き避けの原因を知り、好き避けと嫌い避けを見分ける手掛かりにしていきましょう…!
恥ずかしいから
単純ですが、やっぱりいちばん多いのがこれ。姿を見かけるだけで、話しかけられるだけでドキドキしてしまい、照れ臭くなってしまい、どうしていいかわからず避けてしまう…というパターンは、特に恋愛経験の少ない人に起こりがちな現象です。
わたしも10代のころは、気になる相手に話しかけることすらできず、とにかく避けまくっていた覚えがあります。こんなことをしても何の得にもならないどころか、むしろ実る可能性を自ら潰しにいっているだけでしかないのに、当時はどうしようもなかったんですよね…。
緊張するから
次に多いのが、緊張によるもの。恥ずかしさともすこし似ていますが、こちらはもうちょっと複雑な心理かもしれません。
好きな人を目の前にすると、何を話したらいいのか、話しかけられてもなんと答えたらいいのかわからなくなって、うまく振る舞うことができずに結果そっけない態度をとってしまう…という流れです。
家に帰って「もっとああすれば良かった」「こんなふうに答えたら良かった」と激しく後悔するのが、こちらのパターンですよね。
好意に気づかれたくないから
学生時代だと、「振り向いて欲しい」という気持ちよりも「からかわれるのが嫌」という気持ちの方が勝ってしまう…ということもありましたよね。でもこれって、大人になってからも起こりうることなのです。
たとえばあなたの職場の上司に当たる方なんかだと、自分の気持ちがあなたの負担になったり迷惑になるかもしれないと考えて意識的に避ける、ということもあり得ます。
所属している集団が同じだと、アプローチするのも難しいことってありますよね。周囲の目を気にせずに自由に恋愛ができたら、きっと楽なのですが…。
自信がないから
どうせ自分なんかじゃ釣り合わない、振り向いてもらえないとハナから諦めているため、あえて深入りしないよう距離を取る場合もあります。下手に仲良くなってしまえば、踏ん切りもつきにくくなりますしね…。
相手のことを好きになりすぎるあまり臆病になってしまう気持ちは、理解できなくもありません。
相手に好きな人/恋人がいることを知っているから
最初から実らない恋とわかっている場合にも、好き避けが起きるようです。自分の気持ちが万が一バレてしまったら、相手にも相手の好きな人/恋人にも迷惑をかけてしまうことになりますものね。
相手のことを思って距離を取るというのは、切ないですが正しい選択かもしれません。
男性の好き避けと嫌い避けの見分け方!
それではいよいよ本題に入りましょう。まずは、男性の好き避けと嫌い避けの見分け方から語っていきたいと思います。
男性の場合は、比較的に見分けやすい方が多いです。ポイントをしっかり押さえていれば、すぐに判断ができるはず。
2人きりのときに優しい
みんなの前ではそっけなくても、2人きりになると積極的に話しかけてきたりする場合は、好き避けの可能性が高いですよ。好き避けは周囲の目を気にする人がとってしまいがちな行動であり、2人きりになると態度を偽る必要がなくなるからです。
逆に言えば、2人きりでもそっけなくされるのなら、それは嫌い避けかもしれません。すっぱり諦めるのが吉と言えましょう。
よく目が合う
好きな相手のことは、自然と目で追ってしまうもの。普段避けられているわりによく目が合うのなら、それは相手が自分のことを見ている証拠かも。
ですが、ここでも注意してほしいポイントがひとつ。あなたが相手のことを好きな場合、単に相手があなたの視線を察知して目が合う回数が多くなっているという可能性も考えなければなりません。
自分が見ているのか、それとも相手が見ているのかが、好き避けか嫌い避けを見分けるカギとなります。
マメに連絡が来る
対面で話しているときはそっけないのに、LINEはしょっちゅうくるというパターンも、好き避けと判断して良いでしょう。基本的に好きでもない相手にわざわざ自分から連絡する人なんて、まずいません。
面と向かってだとうまく話ができない分、どうにかしてコミュニケーションを取りたいと考え、LINEに頼っているのでしょう。そのため、直接でもそっけなくて連絡もこない場合は、嫌い避けだと判断できます。
女性の好き避けと嫌い避けの見分け方!
次に、女性の好き避けと嫌い避けの見分け方をご紹介していきます。女性は比較的わかりにくいので、こちらを隈なくチェックして確認してください…!
話しかけると嬉しそう
自分からはけっして話しかけてはこないけれど、こちらが話しかけると嬉しそうにしてくれる場合は、好き避けと考えて良いかもしれません。ただし、それが演技でないかどうかは冷静になって見極めることが大切。
女性は男性に比べると、身体的弱者です。そのため恨みを買うことに注意深くなりがちで、嫌いでも悟られないよう上手に振る舞います。話しているときに相手の顔が引きつったりしていないか、よくよく観察してくださいね。
よく目が合う
目が合う回数や頻度も、男性の場合と同じく女性でも見分ける手がかりになります。自分の方は特に見つめてなどいないのに、ふとした瞬間によく目が合うと感じるなら、相手があなたに好意を抱いている証拠かもしれません。
しかし、あなたも相手に好意がある場合は、やはり一概に好き避けであるとは判断できません。女性の場合も男性と同じく、自分が相手を目で追っているかどうかが見極めのポイントになっています。
LINEの返信の熱意
普段はそっけないのに、LINEの返信が早く、絵文字が多く文章も長めの場合は、好き避けと判断していいと思います。できるだけラリーを続けたい、あなたのことが知りたいと感じられる返信の場合は、期待しても大丈夫でしょう。
しかし、興味のない相手には、あからさまに返信は雑になります。すぐに返信が来たとしても、熱意の感じられない文面であるのなら、めんどうくさいから適当に返しているだけかもしれません。
このあたりの見分け方がなかなか厄介ですが、デートに誘っても毎回うやむやに流されるのなら嫌い避け、誘いに乗ってくれるのなら好き避けと考えてください。返信が来るから大丈夫と思い込んで何度もめげずに誘うと、ストーカー扱いされてしまうので注意が必要です。
早急に「好き避け」と判断するのは危険!じっくり見極めて
ここまで好き避けが起きる理由と、男女別好き避けと嫌い避けの見分け方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。気になる人の気持ちに確信が持てた方も、逆に勘違いだったかもしれないと恥ずかしい気持ちになっている方も、両方いるのではないかと思います。
いいですか、恋愛においてポジティヴになりすぎるのは禁物です。もちろん前向きでいるのは良いことですが、盲目になって自分の都合の良い方にばかり考えると、自爆してしまいますよ。
すぐに好き避けだ!照れているんだ!と決めつけるのではなく、注意深く慎重に相手の気持ちを見極めることが大切です。その態度こそが、相手への思いやりなのです。