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女友達がいない・・・女友達が欲しい人がやりがちなNG行動5選

chikaze

92’/ノンバイナリーのフリーライター/修士(学術)/社会心理学専攻、主にジェンダー論。純文学、’70s少女漫画、映画、古着が好き。街コンで出会った夫ともうすぐ結婚2周年。noteでエッセイと小説を書いています。

気軽に話せる女友達が欲しいのに、なぜだかいつも男性とばかりつるんでしまう人って、けっこう多いですよね。あなたに女友達ができないのは、もしかしたら女性にとっての地雷を踏みまくっているからかもしれません。

そんな女友達がなかなかできない方々へ朗報です。今回は女友達がいない人がやらかしがちなNG行動と気をつけるべきポイントを一挙大公開! 女友達が多い人の特徴や、女友達がいることのメリットも併せてご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

1 女友達が欲しい人がやりがちなNG行動5選

まずはさっそくですが本題から。女友達が欲しいのにできない人がやっちまいがちなNG行動を見ていきましょう。

こちらに当てはまる行動をひとつでも取っていたら、あなたは女性からやばい奴認定を食らっている可能性大です。

  1. “いじり”をコミュニケーションだと勘違いしている
  2. 女性を無意識に見下す
  3. 「女性とはこういうものだ」と決めつける
  4. 下心が透けて見える
  5. 相談されたときにアドバイスを受け入れてもらえないとキレる

1.1 “いじり”をコミュニケーションだと勘違いしている

女性を“いじる”=女性と仲が良い証拠、と捉えているよくわかんない思考回路をお持ちの方って、特に男性の中に一定数いらっしゃいますよね。「女子力ないよね」「料理できなさそう」「ブス」「貧乳」などなど……一体全体なにゆえこのような発言を繰り出すのか、甚だ理解不能です。

いいですか、飲み会など大勢の人がいる公衆の面前で冗談まじりだろうがなんだろうが貶されて喜ぶ女性なんて、この世に存在しません。こう断言すると「いやいや実際喜んでくれる女の子いるよ!」という反論が絶対聞こえてくるのですが、それはその方が空気を壊さないために苛立ちや怒りや悔しさその他諸々の感情を押し殺してなんとか表面上取り繕ってくれただけ。

その気遣いを「喜んでる」などと勘違いする人こそが、女性に嫌われる人の女性に嫌われる所以です。100億パーセント不快に思われる行為なので、心当たりがある方は今すぐ反省してください。

1.2 女性を無意識に見下す

主に男性にありがちなのが、女性に対して無意識的であれ意識的であれ偏見を持っているタイプです。もしあなたが心の奥底に「女性は理性的な話ができない」とか「女性は男性に比べて頭が悪い」だとか、そういう類の女性差別的な思想を抱いているのなら、まず間違いなく女性は寄ってきませんよ。

どんなに隠しているつもりでも、そういう見下す視線に人は敏感なもの。絶対に悟られていますし、そんな人とお友達になりたいなどとご所望する趣味の悪い女性などこの世には生息しておりません。

この手の女性蔑視の凄まじい男性って、女性を馬鹿にしつつも内心お近づきになりたくて仕方ないのが透けて見えてむっちゃくちゃに滑稽です。

1.3 「女性とはこういうものだ」と決めつける

先程の話ともつながりですが、女性を「女性」というカテゴリーで安易にひとくくりにするのは非常に危険かつ間違った見方です。「女性は感情的」「女性はリードされたいと思っている」「女性は家事が得意」などなど、女性というだけでその人の特性を決めつける行為は、まさしく“偏見”そのもの。

女性は“女性”である前に、一個人だということを忘れてはいけません。どちらかといえば理性的な女性もいれば、リードしたい女性もいますし、家事が苦手な女性だっているのです。世の中にまかり通る“女性”の普通がその人に当てはまらないからといって、その人が女性として欠陥しているというわけでもありませんよ。

1.4 下心が透けて見える

“友達”という体で接しながら「あわよくば一晩だけでもいけないかな」という下心をうっすら抱いているそこの人、そのゲスな欲望を隠し通せているつもりでいるなら失笑ものです。相手の女性は、そんなもんぜんぶお見通しですよ。

まったくの対象外の人から勝手に性的な目で見られるのって、ものすごく気持ちが悪いもの。ただただ不快なだけですので、不純な気持ちで女友達を作ろうとするのだけはくれぐれもやめておきましょう。

こんなことを言うと、ごくたまに「女として見てやってるのに意地を張るなよ」とかおよそ筋の通らない難癖をつけてくる人もいるのですが、だれかれ構わず性の対象として見られたがっている女性なんてほぼほぼ実在しません。「女として見られて喜ぶ女性」というのは、あなたの脳内でしか存在しない幻想です。

1.5 相談されたときにアドバイスを受け入れてもらえないとキレる

あなたが女性と買い物に行ったとして、「AとBどちらにしようかな」という相談を持ちかけられたとします。その際あなたは「Aの方がいいんじゃないかな」とアドバイスをするのですが、女性は悩んだ末に結局Bを選びます。この状況を想像したときに、もしムッとするならば、あなたは女友達がなかなかできない人でしょう。

「AとBどちらにしようかな」という相談は、「決めて欲しい」という意味ではないのです。あくまで「AとBのそれぞれの良さと欠点をあなたの視点から述べてくれ、選ぶ際の参考にしたい」という意味にしか過ぎません。

その意図を勝手に取り違えて「相談したくせになんで俺のアドバイスを受け入れないんだ!」とキレる男性が多いのはいったいぜんたいなぜなのでしょうか……理解に苦しみます。

2 女友達が多い人の特徴

女友達が欲しいのにできない人がやらかしがちな行動を挙げてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。当てはまる項目があって、内心冷や汗をダラダラと流している方もいらっしゃることでしょう。

そこでこちらでは、女友達が多い人の特徴をご紹介。先程の行動をとくと反省した上で、彼らの心構えからヒントを盗みましょう…!

  1. 性的な匂いをさせない
  2. 性別問わずフラット
  3. 「女友達が少ない人」から助けてくれる

2.1 性的な匂いをさせない

女友達が多い人って、徹底的に性的な匂いを封じているんです。要はきちんと女性を1人の人間として尊重できているということ。こういうと当たり前のように聴こえるのですが、よくよく見てみるとてんで実行できてない人のなんとまあ多いことでしょう。

女性と上手に友人関係を築ける方って、セクハラじみた発言を一切しないんです。どんなに気軽な間柄になっても、最低限の礼儀をきちっと弁えているから、女性も安心して友達でい続けることができるのですよ。

また、それを意識しすぎて、恋愛対象でなく友人関係であることを周囲や相手の方に印象付ける(そして“女性と気軽な関係を築ける俺”に酔いたい)ために、お相手をわざと貶す方っていますよね。「お前は女じゃない」「お前のことは男だと思ってるから」「お前は色気がない」とかなんとか言って。

本当に女友達がたくさんいる方って、こういった失礼極まりない言動をすることはまずありません。そもそも本当にお相手が“友達”であるのならば、わざわざ恋愛対象でないことをことさらに主張する必要はないですものね。こういうやり方って逆効果を通り越して嫌われる要因になるので、まじでやめておきましょう。

2.2 性別問わずフラット

性別で態度を変えないというのも、女友達がたくさんいる人の特徴のひとつです。男性だから雑に扱う、女性だから優しくする……みたいに、相手の性別によって接し方を変えるのではなく、ひとりの人間として誰に対しても平等に接することのできる人が魅力的なのは言うまでもありませんよね。

“性の対象”として自分を見ていない人が相手だと、女性はそれだけで安心できます。変に勘繰ったりする必要がないので、対等な関係を築くことができるのです。

2.3 「女友達が少ない人」から助けてくれる

“女性”を見下しながらも内心では憧れている拗らせた人、つまりは先ほど挙げたN G行動をやらかしがちな方々から面倒くさい絡みをされたときに、さらりと助け舟を出してくれる人は、それだけでもう高ポイント。

基本的に、身体が女性の人は男性と比較すると弱者である場合が多いです。体格差・力の差は歴然なため、たとえ嫌なことをされても仕返しが怖くて「嫌だ!」とはっきり言うことが難しい場面も少なくありません。

そんなときにさりげなく手を差し伸べてくれる人がいたら、とっても嬉しいのです。にこにこ笑って誤魔化していても本当は困っていることを見抜いてくれるような頼りがいのある人となら、ぜひお友達になりたいと思う女性が多いのも想像に容易いはず。

3 女友達が少ないと損をすることとは?

女友達が欲しい人がやらかしがちなNG行動と、女友達が多い人の特徴をここまで挙げてまいりました。もしかしたらここまで読んで、「自分には女友達を作るのは難しい」と挫けてしまった方もいるかもしれません。

しかし、女友達が少ないと損をすることがたくさんあるんです!

そこでこちらでは、女性の友人がいない人に考えられるデメリットをご紹介。

3.1 人として信頼されにくい!

女性となかなか親しくなれない人は、先に述べたように無意識に“女性”に対する先入観を持っている方がほとんど。そんな人とお近づきになりたい女性なんて、まずいませんよね。

言うまでもないですが、“女性”は全世界の人口のおおむね1/2を占めています。世界の半分の人から信頼を得られない人は、「人として問題アリ」認定を食らったってなんらおかしくはないのです。

3.2 相談できる相手が少なくなる

人口の半分を占める女性の友達がいないということは、悩みを相談できる相手も絞られるということ。多様な意見を聞くことすらできないなんて、ずいぶんともったいなくないですか?

悩みの程度や種類にもよりますが、いろんな視点からアドバイスをもらった方が解決策を導きやすくなりますよ。特にあなたの恋愛対象が女性であるなら、同じ女性からのアドバイスは貴重です。

3.3 視野が狭くなる

普段親しく会話を交わす人が絞られるとなると、自ずと視野も狭まってしまうもの。話す相手が偏ると、それだけ自分の中の偏見も助長され、その偏見が女性から嫌われる要因となり……といった悪循環を生むのです。最悪すぎるサイクルじゃありません?

何ひとつ良いことがないので、そんな負の連鎖は1秒でも早く断ち切ることをおすすめします。N G行動をしっかり頭に叩き込み、女友達が多い人の特徴を見習い、意識を改革しましょう。

4 先入観を捨てて1人の人間として接しよう!

いかがでしたでしょうか。今まで女友達がなかなかできなかった方でも、ここまで読んでくださったならもう大丈夫。己の行動を見直し、気をつけるべき点さえ踏まえていれば、親しくなりたい女性に必ず近づくことができます。

繰り返しになりますが、大切なのは“女性”の枠組みで相手を見るのではなく、1人の人間として接すること。相手をきちんと尊重することさえできていれば、あなたの魅力は伝わるはずです。頑張りましょう!

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