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LINEでデートに誘う上手な方法は? やってはいけない誘い方【例文付き】

chikaze

92’/ノンバイナリーのフリーライター/修士(学術)/社会心理学専攻、主にジェンダー論。純文学、’70s少女漫画、映画、古着が好き。街コンで出会った夫ともうすぐ結婚2周年。noteでエッセイと小説を書いています。

マッチングアプリでLINEに移行できたり、はたまた職場や学校で気になっている人と距離を縮めることに見事成功したり、「いよいよデートに誘おう!」って瞬間が訪れたとき、気をつけなければならないことって実はたくさんあるんです。

LINEの誘い方次第では、これまでの苦労が水の泡……なんてことも。

そんな悲劇を回避するべく、今回はLINEでの上手なデートの誘い方をご紹介!NG集も例文付きでご紹介しているので、そちらもチェック必須です。

デートに誘うタイミングって?

まずはデートに誘うタイミングから、確認していきましょう。いくらあなたが気になっていたとしても、急に誘ったってうまく行くはずがありません。

よっぽど脈ありの自信がない限りは、タイミングをきちんと見計らいましょう。

LINEで毎日やりとりをするようになった

そろそろ誘っていいタイミングときたら、やはりこれ。1週間程度毎日LINEが続くようになったら、向こうも憎からず思っている可能性大です。

LINEのラリーが続くようになったら、思い切ってお誘いをかけてみましょう。

なにも1日何通もやりとりしなきゃならないってわけじゃないんです。回数そのものよりも、習慣化しているかどうかの方がよっぽど重要。

相手からもよく話しかけられる/連絡が来る

自分からアクションを起こすだけでなく、相手からも積極的にあなたに話しかけてくれるようになったり、LINEが送られてくるようであれば、そろそろお誘いどきかもしれません。

LINEが続くといっても、自分から連絡しないと返ってこないのであれば、それはただの一方通行。お相手も断りにくくて、仕方なく返事をしているだけかもしれませんよ。

金曜の夜など、疲れが溜まってて余裕がありそうなとき

筆者の友人たちに意見を募ってみたところ、「LINEをゆっくり確認できて、かつ仕事の疲れが溜まっているとき」=金曜日の夜にデートのお誘いをすると、OKを貰える確率が上がるそう…!

確かに仕事で疲れていたらパーっとストレス発散したくなりますし、金曜夜なら予定もゆっくり確認できますし、ベストタイミングかもしれません。

LINEで様子を探り、その日お相手が飲みに行っていたりしないようであれば(お家でゆっくり過ごしているようであれば)、金曜夜は狙い目ですね。

LINEでデートに誘う上手な方法は?

それではいよいよ本題に入ってまいりましょう。LINEでデートに誘う上手な方法を、例文付きで5選ご紹介!

気になるお相手がいるそこのあなたも、いい感じのあの人と関係性を発展したいあなたも、こちらは要チェックです。

好きな食べ物の話で盛り上がろう!

まずはテッパンのこの話題から。相手の好きな食べ物を把握してからの、「美味しいお店知ってるよ!今度食べに行かない?」という流れでのお誘いです。

ものすごく自然ですし、誘われた方も「自分の好きなものに関心を示してくれている!」と思えるので悪い気はしません。

もし仮にお相手があなたのことを(その時点では)恋愛対象として見ていなくとも、「お友達」として誘いに乗ることもできますし。

相手が行きたがっている場所をリサーチしておこう!

お店じゃなくても、なんでもいいんです。ライブやイベント、その他相手が行きたがっている場所を、会話やSNSなどでさりげなくリサーチして。

ポイントはあくまでさりげなく。「あなたのことを徹底的に調べました!いつでも見ています!」感が出てしまうと途端にただのストーカー予備軍になりかねないので、細心の注意を払う必要があります。

「そういえばさ、前に飲み会で/SNSで〇〇行きたいって言ってたよね?私/俺/僕も興味あったんだ〜!もしよかったら一緒に行かない?」これでOK。ふと思い出したていで、あくまで会話の流れでさりげなく!がポイントです。

話題になっている映画の話を振ってみよう!

最近ヒットしている映画なんかも、デートの口実としてはちょうどいいですね。映画好きでもそうじゃなくても、話題作なら興味を持っている可能性も高いでしょう。

会話で振ってみるのも一つの手。「最近『〇〇』って映画、めっちゃ流行ってるよね!」とりあえずこれだけ送ってみて、相手の出方を待ちましょう。

反応が微妙であれば、それはそれで「どんな映画が好きなの?」から相手の好みを引き出せますし、それに乗っかって「興味出てきた!一緒に観に行かない?」と言えちゃいますし。要は映画の話題って、どう転んでもお誘いに繋げやすいんです。

映画って鑑賞中は話さなくていいし、観終わったあとは映画の話で盛り上がれるし、そこである程度の価値観なんかもお互い知ることができるので、初回のデートにはうってつけですよね。ぜひ活用してみてください!

初回のお誘いはなるべくお昼にしよう!

初回のデートは、できる限りお昼の時間でお誘いするのがマナーです。帰りやすいですし、「ヤリモク」だと勘違いされては水の泡。不安にさせるのも失礼ですし、明るい時間帯のデートがベストですね。

これは相手が女性でなくとも、あなたが男性でなくとも、気をつけるべきポイントです。「あわよくばそのままホテルへ」感を少しでも嗅ぎ取られたら、そこで試合終了です。

デートの候補日を自分から提案しよう!

これはどちらかというとお誘いが成功した後のコツでしょうか。あなたからデートに誘ったのなら、日程調整やお店選びもあなたの役目。わかりやすく具体的に候補日を相手に伝えましょう。

「○日、△日は空いてます!いかがですか?」「来月なら×日以外は大丈夫です!」などなど、簡潔に予定を相手にお知らせすると、デートの取り決めはスムーズに行きますよ。

絶対にOKがもらえない!NGなデートの誘い方とは?

LINEでの上手なデートの誘い方の極意を理解しただけで、安心してもらっちゃ困ります。本当に知っておかなければならないのは、NGパターン。

恋愛に限らず人間関係においては、OKパターンを知ることよりもむしろNGポイントをしっかりと踏まえておく方が大事だったりしますよ。

自分の家の最寄り駅に誘う

はいこれいっっちばん最低最悪なやつですね。「場所どこが出やすいですか?」って聞いておいてからの相手との中間地点ではなく、なぜか自分の最寄り駅を指定してくるのって、何考えてんですか?

自分に興味があるかどうかもわからない相手を、交通費と時間を費やさせてわざわざ呼ぶその神経は、果たしてどうなっているんでしょう。

ていうか自分ちの最寄りって時点で、その後ホテルに連れ込む気マンマンなのが透けて見えます。

筆者調べによると、恵比寿渋谷六本木住まいが多いんですよね。なんなんですかねあいつらは。恵比寿渋谷六本木から一歩でも外に出られない呪いとかかけられてんですか?

日付の候補を出さずにグダる

ぼくの周囲に聞き込み調査を行ったところ、「誘っておいて日付の候補を出さないやつが一番だるい」という意見が多数でした。

これ、ぶっちゃけぼくも同感です。いますよね〜、自分からデートしようと言っておきながら日付決め店選びなどなどすべて相手任せにするやつ!

そんでしょうがねえからこっちが「○日と△日行けます、どうでしょう」と提案してやったらやったで、今度は「その日はちょっと……」とかごちゃごちゃ抜かしやがるっていうね。しかもその後、代替案も出さないっていう。とにかく受け身。最後まで受け身。

ぼくならその時点でアプリもLINEもブロックするのですが、友人のひとりは「さすがにドタキャンは大人としてまずいから行くには行くかな」と言っていて、とてもじゃないけどそんな本音は言えませんでした。

まあ、友人たちはぼくの記事をチェックしているのでどうせバレるのですが。

それはともかく、日付の調整はあなたが積極的に行ってください。誘ったのはあなたなんだから、あなたがリードすべきです。

日程調整でグダグダするの、めちゃくちゃ面倒くさいんで。「○日と△日と×日空いてます!どうでしょうか」てな感じで、サクッと提案してください。頼みますよまじで。

しつこすぎる追撃LINE

ものすごい残酷なことを言いますが、その気のない相手に対して人は時間や労力を割く気にはなれません。

したがってお相手から返事がなかなか返ってこない場合、それはもう脈なしのサイン。すっぱりきっぱり諦めましょう。

リマインドは不要です。忘れてるわけじゃないから。そしてちょっとでも気があるんだったら、忘れたりしないから。

そのため、返信をくれない相手に対して「おーい」「生きてるー?(笑)」とか送るの、まじでやめてください。それだけで評価は「いい人だけど恋愛対象外」から一気に「だるくてうざくて察せない面倒くさい人」に墜落します。

恋愛コラムをスマホで読んでいるとですね、「一度断られても諦めないことが大切!」「日をおいてもう一度チャレンジしてみよう!」とか書いてあるんですけど、あれ、嘘ですから。鵜呑みにしちゃダメです、嘘だから。(大事なことなので2回言いました。)

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「最近どう?」

これもぼくの友人のひとりから「LINEにおけるだるいデートの誘い方」として挙げられたメッセージの文言です。その場の全員一致で「わかる!」でした。

なんかその背景が透けて見えて嫌なんですよね。「自分からはっきりと誘う勇気はない。でもやっぱりどうにかこうにかしてデートしたいし、二人で出かけたいし、お付き合いはしたい。向こうも自分に気があるかもしれないから、誘いやすいようきっかけ作りをしてあげよう!」……翻訳するとしたらこんな感じでしょうか。

無理ですからね。「最近どう?」って、返答にめちゃくちゃ困るし、「元気だよ!」って言おうもんなら「じゃあどっか出かけよう!」、「疲れてる」なら「愚痴聞くよ!飯でも行こう」、「忙しい」なら「息抜きに飲みに行こう」、なんて具合に、どう答えてもデートに持ち込まれるからほんっと嫌いです。

そういう小狡い訊き方をする人に、恋愛する資格なんてないです。勉強してから出直してきて、まじで。「恋愛心理学」とかそういう本、きちっと隅から隅まで読んでからアプリ登録して。頼むからさあ。

「自分とのデートがこちらの癒しになる」という前提の誘い

さっきの話とも繋がるんですが「自分とのデートが相手にとっての息抜きになる!」と思い込んでる人、なんでこの世の中に大勢いるんですかね。

具体例はこんな感じ。「お久しぶり〜!SNS見たけど、最近忙しそうだね(^_^;)愚痴ならいくらでも聞くから、気分転換に飲みに行かない?たまには息抜きも大事だよ!」

あーーーーーもう、書いてて背筋がゾワゾワッとしました。

自分と飲みに行くことが相手の「息抜き」になると信じ込んでいるその厚かましさにもイラっとするし、だいたい「愚痴を吐きたい」なんて一言も言っちゃいねえし、吐くんだったらもっと身近で仲の良い人に吐くし、息抜きに付き合って欲しいと思うのはあんたじゃねえので……という気持ちになります。

LINEでのデートの誘い方三原則「簡潔に!爽やかに!引き際は潔く!」を守ろう

ここまで読んでくださったみなさんならもうおわかりいただけたと思うんですが、LINEでのデートの誘い方には死守しなければならない三原則が存在します。

  1. 内容は簡潔に。日付と場所(店)を明確に明示すること。
  2. 自分の感情をねちょねちょ語らない。爽やかな文面で!
  3. 返事が返ってこない場合や反応が薄かったらさっと身を引く!

この3つですね。気になるあの人をデートに誘いたいと考えているそこのあなた、この3つは肝に銘じておきましょう!

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